20年ぶりに埼玉スタジアムへ。バスも改札も、知らないことだらけだった

サッカー観戦

先日、20数年ぶりに浦和レッズの試合を観に行ってきました。チケットが当たって、息子と2人で。

結論から言うと、試合は最高に楽しかった。でもそこにたどり着くまでと、帰り道が、想像以上に大変でした。

知らないことが多すぎて、ほぼ宇宙人状態。同じように久しぶりに行く方、あるいは初めて行く方の参考になればと思って、戸惑ったところを正直に書いておきます。

そもそも、私はどんなサポーターだったか

高校・大学時代、私は浦和レッズのサポーターでした。

ホームの試合はもちろん、アウェイの試合にも旅行がてら出かけていました。今思えば、あの頃から「試合を見にいくついでに、その土地を歩く」ということをしていたんですね。

ただ、ここが今回の戸惑いの原因でもあるのですが——当時のホームは駒場スタジアムでした。

では埼玉スタジアムには行っていなかったのかというと、行っていました。ただし観客としてではなく、2002年のワールドカップで警備のアルバイトとして。

つまり私にとって埼スタは、応援する場所ではなく、働く場所だったんです。

だから今回は「20年ぶり」というより、観客として来るのはほぼ初めてに近い状態でした。勝手が分からなくて当然だったわけです。

体に染みついていた「3時間前」

今回、私たちは試合開始の3時間半前にスタジアムへ着きました。

自分では特に早いつもりがなかったのですが、あとから考えると、これは当時の習慣が残っていたからだと思います。

サポーターだった頃は、電車の始発で行って並ぶのが当たり前でした。並んでいる途中で抜けて別のことをしたり、また戻ってきたり。開場が試合開始の3時間前なので、それに間に合うように動くのが普通だったんです。

そのうち仲良くなる人ができて、手分けして並ぶようになりました。誰かが場所を確保している間に、別の人が買い出しに行ったり。あの頃の連帯感みたいなものは、今でもよく覚えています。

20年経っても、体はその感覚を覚えていたみたいです。

結果として早く着いたおかげで、周りをゆっくり見る時間ができました。これが良かった。変わっていたところに、いろいろ気づけたので。

昔と変わっていたこと

まず、記憶と違っていたことから。

JR浦和駅からのシャトルバスがない

私の記憶では、JR浦和駅からスタジアム行きのシャトルバスが出ていました。当時はそれを使うのが定番だったはず。

でも今は、このバスはありません。同じつもりで浦和駅に向かうと、途方に暮れることになります。

浦和美園駅の周りが、街になっていた

当時の浦和美園駅は、正直なところ何もない場所という印象でした。

それが今は、駅周辺にコンビニが複数あって、住宅も建っている。ちゃんと生活の場になっていました。

これには素直に驚きました。20年という時間の長さを、いちばん感じた瞬間かもしれません。

スタジアム周辺に、座って休めるスポットがある

スタジアムの周りも変わっていました。広くて、座って休めるスペースがあるんです。

ワールドカップの警備をしていた頃は、こういう使い方をされていなかったと思います。あの頃はもっと、通過するための場所だった気がする。

いちばんの反省:バスがあることを知らなかった

さて、ここからが本題です。

私の記憶では、浦和美園駅からスタジアムまでは「歩くもの」でした。当時も歩いていましたし、それが当たり前だと思っていました。

だから今回も、何も考えずに歩きました。

でも実は、駅からスタジアムまでバスが出ているらしいんです。それを知ったのは、スタジアムに着いてから。

「え、バスあったの……」

帰りも、結局歩きました

行きで知ったので、帰りは使おうと思っていました。

ところが、乗り場が分からない。試合終了後で人がすごく多く、探し回るくらいなら歩いた方が早そうだと判断して、結局また歩きました。

片道20分ほど。行きも帰りも歩いて、往復40分です。

息子はかなり疲れていました。試合を最後まで見て、お祭りみたいな人混みの中を20分歩く。中学生でもこたえるので、小さいお子さん連れなら、なおさらだと思います。

次に行くなら、バスの乗り場を事前に確認しておきます。これが今回いちばんの反省点でした。

帰りの電車で、さらに戸惑った

疲れた体で駅に着いてからも、まだ試練がありました。

臨時電車のアナウンスが、分からない

試合終了後は臨時電車が出ていました。

駅に近づいていく途中、外までアナウンスが聞こえてきます。内容はこんな感じだったと記憶しています。

「○○行きの臨時便です。○○駅に行く方は、こちらです」

私が行きたかったのは赤羽岩淵でした。アナウンスで言われた駅名は、その手前の駅

「あ、じゃあ私は臨時便じゃなくて、通常のホームだな」

歩きながら、そう判断しました。音だけの情報で、目の前に案内があるわけでもない。とりあえず自分の行き先と聞こえた駅名を比べて、そう決めたんです。

そして通常のホームへ向かいました。

ところが、逆でした

通常ホームで確認したところ、臨時便の方が、もっと先の都内まで行くとのこと。私が乗るべきは臨時便の方だったんです。

しかも通常ホームの電車は、途中の駅(鳩ヶ谷だったと思います)止まり。乗り換えが必要でした。

結局、一度改札を出て、臨時便の列に並び直すことに。疲れた体には、なかなかこたえました。

改札が2つある、という落とし穴

ここで分かったのですが、試合終了後の浦和美園駅には、改札が2か所ありました。

  • 臨時改札:1階。スタジアムから帰ってきた導線の先にあって、ホームが目の前
  • 通常改札:2階。改札を通ってから1階のホームへ降りる

つまり物理的に別の入口なので、間違えると外に出て並び直すしかありません。

ちなみに、この臨時改札は試合終了後だけ開くもののようでした。私は行きに試合開始の3時間半前に着いたのですが、そのときは見かけませんでした(時間が早すぎただけかもしれませんが)。

そして後から気づいたのですが、駅の外の行列のところに、案内の看板を持った係員の方がいらっしゃいました。

あそこで聞いておけばよかった。これも次回への教訓です。

ちなみに、急がなくてもよかったかも

冷静に考えると、通常ホームからでも、鳩ヶ谷で乗り換えれば同じところに行けたはずなんです。

正直に書いておくと、通常の電車も混んではいました。試合終了後なので当然ですね。ただ、次の電車を待たずに乗れるくらいではありました。

一方、臨時便は一度改札を出て、列に並び直すことに。急いで並び直した割に、そこまでの差はなかったかもしれないというのが、後から思ったことです。

大事なのは、混雑度より自分の行き先と、それぞれの電車がどこまで行くのかを落ち着いて確認すること。人混みの中だと、つい流されてしまうのですが。

食事は、どこも並びます

戸惑ってばかりの話が続いたので、食べものの話も。

私たちが行ったのは、バックスタンド自由席のコンコースを出たところキッチンカーが何台か並んでいて、そこで買ったケバブサンドがおいしかったです。場外にもキッチンカーが出ていました。

ただ、正直に書いておくと——キッチンカーも並びます。そしてコンコースの中の飲食店も、試合開始1時間前で行列。15分ほど並びました。

つまり、どこで買うかより、いつ買うかの方が大事そうです。試合開始が近づくほど混むので、早めに動いておくのが正解でした。

キックオフ直前にお腹が空いていると、なかなかつらいことになります。

それでも、本当に楽しかった

いろいろ戸惑いましたが、試合は最高でした

20数年ぶりのスタジアム、20数年ぶりの応援。タオルマフラーも新しく買いました。あの空気の中にいるだけで、うれしくてたまらなかった。

息子はというと、サッカー部の練習の参考になったそうです。私は懐かしさで泣きそうになっていましたが、彼は彼で、プロの動きを真剣に見ていたんですね。同じ試合を、まったく違う目で見ていたわけです。

次の目標ができました

そして、帰り道に思いついたことがあります。

子育てが落ち着いたら、J1のスタジアムを全部まわって、ついでにその周辺を旅する。そんな目標はどうだろう、と。

よく「47都道府県制覇」と言いますが、私にはこっちの方がしっくりくる気がします。行き先に理由があるし、何より高校・大学時代にアウェイ遠征をしていた頃の延長線上にある。

20年前にやっていたことを、20年後にもう一度、もっと大きな規模で。

そう考えると、今回の観戦もその第一歩だったのかもしれません。

まとめ:次に行く人へ

久しぶりに、あるいは初めて埼玉スタジアムへ行く方へ。私の戸惑いをまとめておきます。

  • JR浦和駅からのシャトルバスは、今はない
  • 浦和美園駅からスタジアムまでバスがある。乗り場は事前に確認を(私は行きも帰りも歩きました)
  • 歩くと片道20分ほど。子連れだと、けっこう疲れます
  • 試合終了後の浦和美園駅は改札が2か所。臨時改札は1階(ホームが目の前)、通常改札は2階
  • 臨時電車のアナウンスは、行き先をよく確認。手前の駅名が聞こえても、実はその先まで行く便かもしれません
  • 駅の外に案内の係員がいます。迷ったら聞くのがいちばん早い
  • 通常便も混みますが、次を待たずに乗れる程度でした。急いで臨時便に並び直す必要はなかったかも
  • 食事はキッチンカーもコンコースの店も、どこも並びます。試合開始1時間前で15分ほど。早めに動くのが正解

戸惑いだらけでしたが、次はもっとスムーズに行けそうです。それでは、よい観戦を!

※情報は2026年時点のものです。バスの運行や臨時電車の対応は、試合や時期によって変わることがあるので、お出かけの際は必ず公式サイトでご確認ください。

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