計画編で組んだ1週間プラン。今回は、その中でも一番大事な「乗船場までどうやって行くか」を掘り下げます。
というのも、クルーズは乗り遅れたら終わり。飛行機と同じで、当日バタバタしたくないところです。しかも子連れでスーツケースあり。どの行き方が現実的なのか、真面目に調べてみました。
※この記事は、実際に行った記録ではなく「いつか行くために調べた」計画メモです。調べて分かったことと、それを踏まえて考えたことをまとめています。
乗船場は「マリーナ・ベイ・クルーズセンター」
まず場所の確認から。ディズニー・アドベンチャー号が発着するのは、シンガポール南部にあるマリーナ・ベイ・クルーズセンター(Marina Bay Cruise Centre Singapore/MBCCS)です。
ここで最初の落とし穴があります。シンガポールには似た名前のクルーズ乗り場がもうひとつあって、ハーバーフロント(HarbourFront/Singapore Cruise Centre)というターミナルが別に存在するんです。
タクシーや配車アプリで行き先を指定するとき、ここを間違えるとまったく別の場所に運ばれてしまうとのこと。「Marina Bay Cruise Centre」と正確に指定するのが鉄則、と紹介されていました。
これ、知らなかったら本当にやりそうで怖い。もし行くことになったら、前日までに下見に行っておきたいところです。
空港からの専用シャトルバスも検討した
もうひとつ、空港から乗船場への専用シャトルバスという選択肢もあるようです。これを使うなら、いっそ到着日にそのまま移動してしまう手もあるし、空港直結の「ジュエル」に泊まるプランも組めるかも…と、あれこれ検討してみました。
ただ、こちらも調べていくと集合場所が分かりにくいという声があるようで。ただでさえ慣れない土地で、大荷物と子どもを連れて「集合場所どこ!?」と探し回る図が、ありありと浮かんでしまいました。
ということで、やっぱりGrab一択かな、というところに落ち着きました。
今のところの結論は「Grab(配車アプリ)」
いろいろ調べた結果、乗船当日はGrab(グラブ)がよさそう、というのが今のところの結論です。
ただ、正直に言うと最初はためらいました。私、普段の生活でタクシーをほとんど使わないんです。どこへ行くにも電車とバス。だから配車アプリと聞くと「なんだか難しそう」「ハードルが高そう」と身構えてしまって、つい公共交通機関の行き方ばかり調べてしまう。
でも調べていくうちに、子連れ+スーツケースの当日にはGrabが正解だと思うようになりました。
理由はシンプルで、ホテルの前から乗船場の建物前まで、乗り換えなしで一直線だから。スーツケースを持って階段を上り下りしたり、駅から歩いたりしなくて済みます。しかも冷房の効いた車内。常夏のシンガポールで、大荷物+子どもという条件だと、この差は大きいです。
Grabってどんなもの?(タクシーを使わない人の目線で)
同じように「配車アプリはちょっと…」と思っている方のために、調べて分かったことをまとめておきます。
Grabは東南アジアで広く使われている配車アプリです。シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナムなどで使えます。日本でいうタクシーアプリの東南アジア版、というイメージ。
私が「思ったよりハードル低いかも」と感じたポイントは3つあります。
まず、乗る前に料金が確定すること。配車を確定する前に金額が表示されて、渋滞したり遠回りになっても基本的にその金額以上は請求されません。「メーターがどんどん上がったらどうしよう」という不安がないのは、海外では特に安心です。
次に、行き先を口で伝えなくていいこと。アプリで目的地を指定するので、英語で説明する必要がありません。これは英語が不安な人にはかなり大きい。
そして、カードを登録しておけば降りるときに支払いのやり取りが不要なこと。目的地に着いたら、そのまま降りるだけです。
登録には、電話番号(SMSで認証コードが届きます)、氏名・メールアドレス、支払い方法が必要。日本にいるうちにアプリを入れて登録まで済ませておくのがおすすめです。現地の空港で慌てて登録する、という事態を避けられます。
とはいえ、やっぱり「当日ちゃんと使えるかな」というドキドキは残ります。だから、日本にいるうちにアプリの設定を済ませて、画面の見た目や操作の流れに少し慣れておくのがよさそう。ぶっつけ本番にしないだけで、だいぶ気持ちがラクになりそうです。
気になる料金と所要時間(オーチャードから)
このプランではオーチャードに1拠点と考えているので、そこからの目安を調べました。
まず距離。オーチャード周辺から乗船場までは、だいたい5〜8kmほど(出発地点やルートによって幅があります)。所要時間は15〜25分くらいとされていました。
Grabは需要によって料金が変わるので「いくら」と言い切れないのですが、相場観をつかむために、シンガポールのタクシー料金の仕組みを調べてみました。
- 初乗り:約S$4.1〜5.0(会社や車種によって差あり)
- 初乗り距離(約1km)を超えると、400mごとに約S$0.25前後の加算
- 空港など特定の場所から乗る場合は、S$3〜8のサーチャージが付くことも
この仕組みに5〜8kmを当てはめると、そこまで高額になる距離ではなさそうです。日本の感覚だと、都心でちょっとタクシーに乗るくらいのイメージでしょうか。
なお、Grabはメーター制ではなく、乗る前に金額が確定する仕組みなので、タクシー料金の計算がそのまま当てはまるわけではありません。ただ「目玉が飛び出るような距離ではない」という安心材料にはなりました。
実際の金額は、アプリで出発地と目的地を入れれば乗る前に表示されるので、そこで判断すればOK。むしろ、日本にいるうちにアプリで試しに検索してみると、相場観がつかめて安心かもしれません。
公共交通機関で行く場合(MRT)
もちろん、電車でも行けます。むしろ普段の私なら、まずこっちを調べます。
最寄りは、MRT南北線(North Southライン/赤いライン)のマリーナ・サウス・ピア駅(Marina South Pier/NS28)。そこから乗船場までは歩きです。
ここでひとつ、調べていて「うーん」となったことがあります。徒歩の所要時間が、情報源によってバラバラなんです。3分、5分、7分、15分と、けっこうな幅。Googleマップで調べてみると7分ほどでした。
これ、たぶん「改札から」か「駅の出口から」か「ターミナルのどの入口までか」で変わるんですよね。日本の駅でも「駅から徒歩5分」がアテにならないこと、よくありますし。
ここで考えたいのが、同じ「徒歩10分」でも、状況によって意味がまるで違うということ。
知っている土地の10分なら、まったく問題なく徒歩圏内。私も普段なら「近いね」で終わる距離です。でも、土地勘のない場所で、常夏のシンガポールの日中に、スーツケースを引いて、子どもを連れての10分となると——これはもう、まったく別モノな気がします。道に迷えばさらに延びるし、汗だくで乗船を迎えることになりかねません。
なので、距離自体は短いけれど、歩きはある、と理解しておくのが正解だと思います。
使い分けの結論
調べた結果、こう使い分けるのがよさそうです。
下見の日(荷物なし)は、MRT。安いし、実際に歩いてみることで「駅からどのくらいか」を体感できます。当日の予行練習にもなって一石二鳥。
……というのは建前で、正直に言うと心配性なので、到着から乗船までの間に、電車で見に行ってしまいそうなんです。「本当にここでいいのか」を自分の目で確かめないと落ち着かないタイプ。でも、その1時間で当日の不安がなくなるなら、安いものかなと思います。
乗船当日(スーツケース+子連れ)は、Grab。ドアtoドアのラクさを優先。数分の歩きでも、大荷物+常夏+子どもという条件では、その数分がしんどそうなので。
ちなみに、乗船日にはMRTの駅と乗船場を結ぶシャトルバスが運行されることもあるようですが、クルーズ運航日限定とのこと。下見の日には走っていない可能性が高いので、あてにしない方が安心です。
まとめ
乗船場へのアクセス、ポイントを整理すると、
- 乗船場はマリーナ・ベイ・クルーズセンター(MBCCS)。ハーバーフロントとは別物なので指定を間違えない
- 空港からの専用シャトルもあるが、集合場所が分かりにくいという声あり
- 子連れ+スーツケースの当日は、Grabでドアtoドアが現実的
- Grabは乗る前に料金確定・行き先は口頭不要・カード払いで降りるだけ。タクシーを使わない人でも思ったよりハードルは低い
- アプリの登録は日本にいるうちに済ませておく
- MRTならマリーナ・サウス・ピア駅。距離は短いが徒歩あり(所要時間の情報にはばらつきあり)
- 荷物のない日に下見しておくと、当日の不安がぐっと減る
普段タクシーを使わない私にとって、Grabは一番の「食わず嫌い」でした。でも調べてみたら、子連れ旅では強い味方になりそうです。
次は宿選びについて。それでは、よい旅の計画を!
※情報は2026年時点で調べた内容です。料金・運行状況・ターミナルの設備は変わることがあるので、計画の際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。


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