計画編で組んだ、シンガポール発ディズニークルーズの1週間プラン。今回は宿泊先の考え方をまとめます。
前泊2泊と後泊1泊、あわせて3泊分の宿。どこに、どう泊まるか。そして、私がホテルを探すときに毎回やっていることも書いてみます。
※この記事は、実際に泊まった記録ではなく「いつか行くために調べた」計画メモです。調べて分かったことと、それを踏まえて考えたことをまとめています。
前泊も後泊も、同じホテルにする
まず決めたのが、前泊と後泊で同じホテルに泊まるということ。
一番の理由は、子どもの安定です。うちの子は環境がコロコロ変わると、それだけでテンションが上がったり疲れが出たりして、体調を崩しがち。だから「行きも帰りも、同じ部屋に戻ってくる」という安心感を大事にしたいんです。
もうひとつは、土地勘。同じ場所に泊まっていると、周りのお店やコンビニ、駅までの道が自然と分かってきます。後泊の日は下船後で疲れているはずなので、「知っている場所に帰る」だけで気持ちがラクになりそうです。
そして地味にありがたいのが、宿を探す手間が1回で済むこと。前泊と後泊で別の宿にすると、そのたびに地図を見て場所を確認して、口コミを読んで…と、同じ作業をもう一度やることになります。1か所に決めてしまえば、その手間がまるごとなくなる。
計画そのものがシンプルになるのも、忙しい合間に準備を進める身としてはかなり大きいです。
オーチャードを選ぶ理由
拠点に選んだのは、オーチャード周辺です。理由は3つあります。
どこへでも出やすい
オーチャードはシンガポールの中心地。観光の中心であるマリーナベイ方面にも、南のセントーサにも、乗船場にも、そして空港にも出やすい立地です。
今回のプランは、日によって行き先がバラバラ(マリーナベイ、セントーサ、北のナイトサファリ)。どこか一方向に偏った場所に泊まるより、真ん中に拠点を置いて放射状に動く方が、無理がなさそうでした。
食事に困らない
ここが個人的にかなり大事なポイント。
オーチャード周辺には、ショッピングモールの中にフードコートがいくつもあります。冷房が効いていて、買い物や観光の合間に立ち寄れる立地。子連れで疲れた夕方に、これはありがたい。
さらに、MRTで少し移動すればホーカー(屋台街)もあります。ホーカーの魅力は、なんといってもそれぞれが好きなものを選べること。中学生と小学生では食べたいものが違いますし、大人はローカルフードを試したい。1つのお店でメニューを揃えなくていいのは、家族旅行だと地味に助かります。値段も1食あたり数シンガポールドルからと、リーズナブル。
ただ、ホーカーは基本的に屋外で、相席も当たり前。ローカルな雰囲気が苦手な子もいるかもしれません。その場合は、冷房の効いたモール内のフードコートに切り替えられる。有名店のレストランに行くという手もあります。
つまり、合わなかったときの逃げ道がある。これが中心地に泊まる強みだと思います。
お土産もここで揃う
ばらまき用のお土産も、オーチャードならモールが集中しているのでホテル周辺で完結できそうです。日系のデパートもあるので、勝手が分かりやすいのもありがたいところ。
観光の最終日に慌てて探し回るのではなく、滞在中にちょこちょこ買い足せるのは、拠点を1か所にしたからこその利点かもしれません。
私のホテルの探し方
ここからは、シンガポールに限らず、私がいつもやっていることを。
きっかけは、20年前の失敗
若い頃、安さ重視でホテルのランクを下げて泊まったことがあります。そのときの経験が、今の探し方の原点です。
ロンドンでは、エレベーターもエスカレーターもない宿にあたりました。重いスーツケースを抱えて階段を上る羽目に。東南アジアでは、トイレとシャワーの間に壁がない部屋に泊まったこともあります。
あとで調べてみると、どちらも「わりとある話」らしいんですよね。つまり、安いには理由がある。
それ以来、安さだけに惹かれないようにしています。見るのは値段ではなく、「そこで快適に過ごせるか」「嫌な思いをしないか」です。
予約サイトからは探さない
意外かもしれませんが、私はホテルを探すとき、予約サイトの一覧から選びません。
まずやるのは、子連れ旅行記やvlogを読んだり見たりすること。そこで「よさそう」と思ったホテルを見つけて、公式サイトで事実を確認。さらにそのホテルの宿泊記を掘り下げて読む、という順番です。
なぜこの順番かというと、旅行記やvlogだと「一連の流れ」が分かるから。
予約サイトの写真は、きれいに撮られた「点」の情報です。でも実際に困るのは、点と点の間。エントランスから部屋までどう行くのか、朝食会場は遠いのか、エレベーターは使いやすいのか。その動線を、自分たちの場合に置き換えて想像できるのが、旅行記やvlogの強みだと思っています。
子連れだと、この「線」の部分が快適さを大きく左右します。だから、実際に泊まった人の記録を追いかけるのが、私にとっては一番の安心材料になっています。
「子連れ向け」は、年齢によって意味が変わる
今回シンガポールで調べていて、あらためて気づいたことがあります。
「子どもにやさしそう」と評判のホテルを見つけたのですが、よく読んでみると、うちの子たちよりずっと小さい子向けでした。ベビー用品や小さい子向けの設備が充実しているタイプ。
もちろん、うちの子たちにとっても悪くはないはずです。でも、その良さを一番享受できるのは乳幼児連れの家庭。中学生と小学生になった我が家だと、その価値をあまり使いきれないかもしれません。
そう考えると、「じゃあもう少しリーズナブルなところを探してもいいかな」となる。
「子連れ向け」と書かれていても、想定されている年齢はさまざま。子どもの成長とともに、宿選びの軸も変わっていくんだなと感じました。小さい頃はキッズ設備が最優先だったけれど、今なら広さや立地、コスパの方が効いてくる。この視点は、これから探すときも意識していこうと思います。
3〜4人で泊まるという条件
もうひとつ、今回の宿探しで意識したいのが人数です。
私と子ども2人の3人か、もう一人大人が加わって4人か。家庭によっては、大人2人+子ども2人の組み合わせもあると思います。
海外のホテルは、1部屋あたりの定員が3人までというところも珍しくありません。「4人で泊まれる部屋」を探すとなると、選択肢がぐっと絞られます。そこで見ておきたいのが、こんな選択肢。
- 定員4名の部屋があるか(ベッド構成もあわせて確認)
- エキストラベッドを追加できるか(有料のことが多い)
- コネクティングルーム(部屋どうしが内側のドアでつながるタイプ)があるか
- 子どもの添い寝が可能か、その年齢制限はどうか
コネクティングルームは、子どもだけの部屋を作りつつ、行き来ができるので便利。ただ数が限られていて人気も高いので、狙うなら早めの予約が必要になりそうです。
このあたりは、クルーズの部屋選びでも同じ悩みが出てきました。陸でも船でも、「3〜4人がどう寝るか」は子連れ旅の共通課題なんだなと思います。
まとめ
子連れシンガポールの宿選び、今のところの結論です。
- 前泊も後泊も同じホテルに。環境を変えないことで、子どもの体調も気持ちも安定させる
- 拠点はオーチャード。観光地にも乗船場にも空港にも出やすい中心地
- モール内のフードコートもホーカーも選べるので、食事に困らない。合わなかったときの逃げ道があるのが強み
- お土産もエリア内で完結できそう
- ホテルは予約サイトの一覧からは選ばない。旅行記やvlogで動線を確認して、公式で裏を取る
- 見るのは値段ではなく「快適に過ごせるか・嫌な思いをしないか」
- 「子連れ向け」は年齢によって意味が変わる。今の我が家に合う条件で選ぶ
- 3〜4人なら、定員・エキストラベッド・コネクティングルームを早めにチェック
20年前の失敗があるからこそ、今のこだわりがある。そう考えると、あの階段も壁のないシャワーも、無駄ではなかったのかもしれません。
次は観光のモデルコースを。それでは、よい旅の計画を!
※情報は2026年時点で調べた内容です。ホテルの設備・料金・各施設の状況は変わることがあるので、予約の際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。


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