計画編から続く、シンガポール発ディズニークルーズの妄想プラン。今回は船の客室選びです。
寄港地のないクルーズは、船の上で過ごす時間がとても長い。だからこそ「どの部屋にするか」は、旅の満足度を大きく左右しそうです。
そして調べていくうちに、私の中でひとつの結論が出ました。子連れの海外クルーズで、バルコニーは贅沢品じゃない、ということ。その理由を書いていきます。
※この記事は、実際に乗った記録ではなく「いつか行くために調べた」計画メモです。調べて分かったことと、それを踏まえて考えたことをまとめています。
まずは客室のタイプを整理
ディズニー・アドベンチャー号の客室は、大きく4種類に分かれるようです。
- インサイド(内側):窓のない部屋。いちばんリーズナブル
- オーシャンビュー:丸窓や窓がついていて、海が見える。最大4名まで
- ベランダ(バルコニー付き):専用のバルコニーがある部屋
- コンシェルジュ:専用ラウンジなどが使える上位グレード
定員は、標準的な部屋で最大4名。クイーンベッド+ソファベッドという組み合わせが多く、寝る場所と座る場所をカーテンで仕切れるタイプもあるようです。
「バルコニー付き」でも海が見えるとは限らない
ここで、私が一番びっくりした落とし穴を。
この船のバルコニーには、向きが3種類あるんです。
- 海に面したもの(オーシャンビュー)
- 船内の庭園エリアに面したもの(ガーデンビュー)
- 船内のリーフエリアに面したもの(リーフビュー)
つまり、後ろの2つは内側を向いたバルコニー。船の中の吹き抜けのような空間に面していて、海は見えません。この内向きバルコニーは、シンガポール発着のこの船ならではの特徴だそう。
「ベランダ付きの部屋を取ったのに、海が見えなかった」——知らずに予約したら、こうなりかねません。海を見たいなら、カテゴリ名にきちんと「オーシャンビュー」と入っているものを選ぶ必要があるようです。
人気は内向き。でも私は海側を選びたい
おそらく人気があるのは、船内のショーやイベントが見えるガーデンビューやリーフビューなんじゃないかと思います。部屋にいながらショーが眺められるなんて、たしかに贅沢で、楽しそう。
でも、私が選びたいのは海側です。
理由は2つあります。
ひとつは、子どものコンディション。うちの子は旅行でテンションが上がりすぎると、翌日に体調を崩すタイプ。部屋に戻ってもショーの賑わいが見えていたら、それこそ24時間ハイテンションになって、確実に調子を崩しそうです。
もうひとつは、私自身の落ち着き。せっかく部屋に戻っても、目の前がずっと賑やかだと、なんとなく気が休まらない。楽しそうなのは分かるけれど、我が家には向いていない気がします。
「みんなが選びそうなもの」が自分に合うとは限らない。今回は、そう判断しました。
バルコニーが必要な、本当の理由
そして、ここからが私にとって一番大事な話です。
私は、家族が起きてくる前のひとり時間をとるのが好きです。この時間がないと、朝から晩までずっと子どもの対応に明け暮れて、自分が消耗してしまう。
だから旅先でも、海を見ながらぼーっとする1時間が欲しい。そのためのバルコニーなんです。
ここで、日本の旅行との違いが効いてきます。
日本の宿なら、寝ている子を部屋に置いて、母だけちょっと朝風呂に行ったり、周辺を散歩したりできます。でも海外では、さすがにそうはいきません。土地勘はないし、言葉も違う。子どもが起きたときに、自力でどうにかするのは難しい。しかも今回は船の上で、構造にも慣れていない。「ちょっと出てくるね」のハードルが、日本とはまるで違います。
だからこそ、バルコニーなんです。
部屋の中にいながら、外の空気を吸って、海を眺めて、ひとりになれる。子どものそばを離れずに、子どもから離れられる。ドアを開けて出ていく必要がないので、寝ている子の安全も守られたまま。
日本の宿なら要らなかったかもしれない出費が、海外の子連れ旅では必要経費になる。バルコニーは贅沢品ではなく、親が回復するための場所。そう考えると、値段の見え方が変わってきました。
ちなみに、窓のない内側の部屋も、この観点だと厳しい。朝日も海も見えず、逃げ場がまったくない。価格は魅力的ですが、今回は選択肢から外しました。
子どもが大きくなったら「2部屋」も
もうひとつ、将来を見据えて考えたことを。
標準の部屋は最大4名まで入れるようですが、子どもが大きくなって大人サイズが4人となると、1部屋はさすがに窮屈そうです。中学生・高校生ともなれば、体格は大人と変わりませんし。
そこで考えたのが、2部屋に分けるという手。
しかも、両方を海側にする必要はないな、と。片方は海側のバルコニー付き、もう片方は通路を挟んで反対側の窓なしの部屋、という組み合わせです。
海側の部屋を「みんなが集まる拠点」にして、バルコニーはそこで共有する。もう1部屋は寝るためだけに使う。2部屋のうち1部屋に窓とバルコニーがあれば、圧迫感はかなり軽減されそうです。しかも通路を挟んで向かい合わせなら、距離も近くて安心。
なお、船には部屋どうしが内側でつながるコネクティングタイプもあるようですが、数が限られていて人気も高いとのこと。狙うなら早めの予約が必要になりそうです。
まとめ
クルーズの部屋選び、今のところの結論はこうです。
- 客室はインサイド/オーシャンビュー/ベランダ/コンシェルジュの4タイプ。標準は最大4名
- 「ベランダ付き=海が見える」ではない。庭園側・リーフ側という内向きバルコニーがある
- 人気はショーが見える内向きかもしれないが、子が興奮しすぎるリスクと自分が休まらないので選ばない
- 選びたいのは海側のバルコニー
- バルコニーは贅沢ではなく、海外で子から離れずにひとりになれる唯一の場所
- 窓なしの内側は、逃げ場がなくて厳しい
- 子が大きくなったら、海側+通路向かいの内側、2部屋という組み方もあり
部屋選びって、つい「眺めがいいか」「いくら違うか」で考えがちですが、自分と子どもがどう過ごすかから逆算すると、答えが変わってくるんだなと思いました。
次は宿と観光のことも詰めていきます。それでは、よい旅の計画を!
※情報は2026年時点で調べた内容です。客室の仕様・カテゴリ・料金は変わることがあるので、予約の際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。


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